Coordinator の設定

Coordinator Settings では次の設定を行うことができます。

General (一般設定)

Coordinator のGeneral 設定は、Incredibuild Environment にインストールされているすべての Agent Helper に適用されます。ここではビルドに割り当てるコア数や ヘルパーエージェントの参加条件を設定できます。

項目 説明 既定値
Max Cores Per Build

Incredibuild 環境で 1 件のビルドに割り当てるコアの上限数。

効率を最大限引き出す為に、この端数をを切り上げて各マシンのコアをフルに活用します。例えば、8コアずつのヘルパーマシンが3台あり、最大コアを12に設定した場合、2台のヘルパーマシンが使われることを意味します。2つのヘルパーは16コアを備えているため、最大16コアを使用して効率を最大限まで(max cores設定で指定されているよりも4コア多い)引き出します。

-1

-1の値は、ビルドに割り当てられるコア数に上限がないことを意味します。

Max CPU Load (%)

Incredibuild以外のソースからのヘルパーエージェントのCPU負荷がこの値を超えると、Incredibuildから実行中のすべてのタスクを中断し、少なくとも60秒間 (Machine Reload Timeoutのデフォルト値)は追加のタスクが与えられません

80%

Min Free Memory (MB)

ビルドに参加可能な ヘルパーエージェントの空きメモリの下限。

メモリの空き容量がここで設定した値を下回る ヘルパーエージェントはビルドに参加できません。

512 MB

メモリの空き容量が 512 MB 未満の ヘルパーエージェントはビルドに参加できません。

Machine Reload Timeout (Sec) Max CPU Loadが定められた値を超えた時の、

ヘルパーエージェントのタスクに割り当てらることのない時間の長さ。

Coordinator は、CPU 負荷がMax CPU Load を超え、Machine Reload Timeout で定義された時間以上、ヘルパーエージェントを割り当てることはありません

60 秒

ヘルパーエージェントの CPU 負荷がMax CPU Loadの値を超えると、 少なくとも 60 秒間、Coordinatorはタスクに参加するためのヘルパーエージェントを割り当てません。

新規エージェントの自動登録

新しいヘルパーエージェントがインストールされると、この設定により自動的にヘルパーエージェントがCoordinatorに登録されます。設定を変更しても、すでにインストールされているAgentには影響しません。

チェック済み

Network Settings

[Network] タブでは Incredibuild が使用するポートの変更や通信に使用するプロトコル (IPv6 または IPv4) の設定を行うことができます。

ポートの変更に伴って Agent 側で設定変更が必要となる場合があります。詳しくは、「ポートの変更」をご覧ください。

セカンダリCoordinatorの設定

項目 説明 既定値
ホスト名またはIP セカンダリCoordinatorマシンのIPアドレスまたはホスト名です。

 

Port

セカンダリCoordinatorへの接続に使用するポートです。

9954
タイムアウト

プライマリCoordinatorがこの秒数だけダウンした場合、セカンダリCoordinatorが起動します。

 

CPUの周波数

セカンダリ Coordinatorは、プライマリ Coordinatorから設定とグリッドの詳細を取得し、両方のマシンを同期させます。これは、これらの同期の頻度を定義するものです。

 

License Settings (ライセンス設定)

[License] タブでは購入済みで利用可能なライセンスの詳細を確認できます。