Coordinator の設定

Coordinator Settingsタブでは、さまざまなグローバル設定を行うことができます。

[Agent Settings] の項目

このCoordinatorに接続されているAgentに適用される設定を行います。

Helper の割り当て条件

Helperとして割り当てられる資格を持つエージェントの最小ディスク容量仮想メモリ物理メモリ 、および利用可能CPU を定義することができます。

使用可能なCPUを計算する際に無視するプロセスを指定することができます。このオプションは、アイドル状態のCPUリソースを利用するプロセスが、これらの計算に影響を与えることを防ぐためのものです。

  • 無視されるプロセスは、Agent設定ダイアログでシステム内のすべてのAgentに対して個別に設定することもできます。

  • この機能を使用する場合、Agent に割り当てられたタスクが十分な CPU 時間を確保できるように、タスク プロセスの優先度を比較的高めに設定することをお勧めします。

AgentHelperのアクセス許諾

Agentの設定では、他のイニシエータが開始したビルドに協力する機能を、Agentが有効化または無効化することができます。管理者として、各AgentのAgentリストオプションで、Helperとして有効/無効を許可する オプションを使用することで、Agentにこの権限があるかどうかをコントロールすることができます。この設定では、新しいAgentに割り当てられる「Helperとして有効/無効を許可する」設定のデフォルトを定義することができます。

License Settings (ライセンス設定)

  • Default 各エージェントマシンに割り当てるHelper Cores の数を定義することができます。

  • Release Offline Agents 設定で、アイドル状態のエージェントが自動的にフローティングライセンスを失うまでの時間を定義することができます。

  • 新しいイニシエータ と ヘルパーエージェントに割り当てるデフォルトライセンスを定義することができます。

Helperキャッシュのクリーンアップ

Helperキャッシュは、ビルド配布時に使用するために他のエージェントのファイルシステムからファイルを保存します。これらのファイルは、長期保存する必要はありません。デフォルトでは、キャッシュは1日に1回クリーニングされますが、ここでスケジュールを変更することができます。

General (一般設定)

ポートおよび接続設定の変更

  • Network エリアでは、Coordinator への接続に使用する任意のポートを変更できます。

  • チェックボックスを使用して、Coordinatorとのすべての通信の暗号化 を有効にします。

  • Check connectivity 設定で、各エージェントのステータスが更新される頻度を定義します。エージェントの状態には、利用可能なコアやCPUなどの項目があります。

システム設定

  • パフォーマンスを最適化するために、に設定しておくと、サービス実行中のシステムスタンバイを防止することができます。.

  • ファイアウォールのメッセージが多すぎる場合は、Don’t show Windows Firewall related messages をクリックして、メッセージを無効にすることができます。

  • 利用データの共有、および、弊社の製品やサービスの改善にご協力いただき、誠にありがとうございます。私共は、常にお客様のプライバシーを保護し、お客様のデータを製品やサービスの改善以外の方法で使用することはありません。

ワークロードのコア数を制限する

Core Limit 設定で、各ワークロードを支援するHelperコアの最大数を定義することができます。

クラウド設定

Incredibuild Cloud では、クラウドベースの仮想マシンを利用して、タスクの実行に使用できるコア数を自動的に増やすことができます。物理的な ヘルパーエージェントを使用してもしなくても、これらのクラウドVMを使用することができます。基本ライセンスパッケージとアクティブなクラウドアカウントのみご用意頂き、作業を進めてて頂けます。詳しくは、Incredibuild Cloud ドキュメント をご覧ください。