スマート コンパチビリティ レイヤー
注意:この機能は利用可能範囲が限られており、リクエストがあった場合のみ有効になります。詳細については、カスタマー サクセス マネージャーにお問い合わせください。
SCL(スマート コンパチビリティ レイヤー)により、Windowsマシンで作成されたかのように動作するCloud HelperをLinuxマシンに作成することができます。Windowsマシンからのビルドをシームレスに支援することができます。
この機能の主な目的とメリットは、クラウドのコストを削減することです。これは、LinuxマシンはWindowsマシンに比べてかなり安価であるためです。
スマート コンパチビリティ レイヤーを有効化するには、[Coordinator Manager]>[Settings]>[Cloud]にアクセスし、すべてのクラウドマシンを停止および削除します。次に、[Cloud Settings] > [Resource Management]タブを開き、[Use Smart Compatibility Layer]を有効にします。
SCLを有効化すると、他の要件や構成を必要とすることなく、変更はすぐに反映されます。
対応マシンタイプ
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SCLは以下のマシンサイズにのみ対応しています。
AWS:
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m5a.4xlarge
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c5.4xlarge
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c6a.4xlarge
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m5.2xlarge
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c6a.2xlarge
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m5.4xlarge
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r6i.2xlarge
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r6i.4xlarge
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m5a.2xlarge
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c5.2xlarge
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Azure:
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Standard_D16ads_v5
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Standard_D8ads_v5
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Standard_D16as_v4
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Standard_D8as_v4
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GCP:
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c3d-standard-8
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c3d-standard-16
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c2-standard-16
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n2-standard-8
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n2-standard-16
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c2-standard-8
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制限事項
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Windows10.9.0以前のIncredibuildでは、SCLはBuild Cacheと連携できません。SCLを有効化すると、これらのバージョンではBuildCacheが自動的に無効化します
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SCLは、MSbuild、UnrealEngine、Ninja、Cl.exe、Clange.exe、Cl-filter.exeのツールを使用した環境のみをサポートしています。他のツールはサポートされておらず、これを有効化するとCloud Helperを受信しません。