ポートの変更

Incredibuild Linux は動作の際に下表のポートを使用します。ポートはインストール コマンドでオプションを使って直接開放するか、インストール後に Coordinator Settings や Agent Settings で変更できます。

ポート名 説明 既定値 開放する場所 変更箇所
Agent 制御ポート イニシエータエージェント と ヘルパーエージェント 間の通信に使用します。 2088、2089

Agent

[Coordinator Settngs] で設定します。
Coordinator Utility Port Coordinator と イニシエータエージェント/ ヘルパーエージェント 間の通信に使用し、エージェントマシンに関するシステム情報とステータスを転送します。 9953

CoordinatorとAgent

[Coordinator Settings] と [Agent Settings] の両方で設定が必要です。
Coordinator セッション ポート Coordinator と イニシエータエージェント 間の通信に使用します。 9952

CoordinatorとAgent

[Coordinator Settngs] で設定します。
Agent Webserver Port このポートは、ブラウザとエージェントのWeb Management Consoleの通信に使用します。 8080

CoordinatorとAgent

[Agent Settings] で設定します。
HTTPS Web サーバー ポート ブラウザとAgentのWeb Management Console間の安全な通信に使用されます。 8081

CoordinatorとAgent

[Agent Settings] で設定します。

Secondary Coordinator Port

Secondary CoordinatorからPrimary Coordinatorへの接続に使用するポートです。ポートを変更するには、Secondary Coordinator を参照してください。

9954

Coordinator(プライマリおよびセカンダリ)

Primary CoordinatorにおけるCoordinator Settingの変更

Internal Coordinator Port

Incredibuild で使用する RabbitMQ で必要です。

4369

Coordinator セクション

インストール中であっても、一切変更できません。

Message Transport Port

Coordinatorの社内コミュニケーションに使用するポートです。コーディネーターマシン内の Incredibuild コンポーネント間の通信にのみ必要です。

5672

Coordinator セクション

インストール後に変更できません。

Coordinator Setings でポートを設定する

  1. [Coordinator Manager] > [Settings]エリアに移動します。

  2. [Network]のエリアで、必要に応じてポートを変更します。

  3. [Save All]をクリックします。一部のポートは Agent 側でも変更が必要です (手順は以下を参照)。

Agent Setings でポートを設定する

すべての Agent の設定を変更しなければならない場合があります。

  1. ブラウザを開き、以下のアドレスを入力して、Agent Control Portの変更を希望するAgentの管理コンソールを開きます。
    http://<IP address of the Agent machine>:8080/Incredibuild/

  2. Agent Settings] をクリックします。

  3. Network]タブで、必要に応じてポートを変更します。

  4. Update Settings] をクリックし、つぎに、Close をクリックします。