シングルユース仮想マシン (SUVM) ライセンス
注意: SUVM ライセンスは Incredibuild 0.96.71 以降で利用可能です。
SUVMライセンスは、シングル ビルドの実行支援のための追加コアの提供のみを目的として起動される仮想マシン用に設計されています。
SUVM ライセンスを付与する VM は、あらかじめ用意された SUVM イメージから作成する必要があります。このイメージには特定の Incredibuild インストール コマンドを使用してインストールされた ヘルパーエージェンやイニシエータエージェントも含まれています(詳しくは後述)。
SUVM イメージをもとに作成した VM が Coordinator に接続されると自動的に SUVM ライセンスが割り当てられます。動作中の VM はコーディネーター モニターに表示されます。SUVM ライセンスが割り当てられた VM には アイコンが表示されます。
ビルドが終わると VM は終了し、コーディネーター モニターから消え、タスクが終わってマシンが停止すると、ライセンスは割り当て解除・回収されます。回収されたライセンスは次回のビルドで再度利用されます。
VM が動作中でも 30 秒以上停止していた場合は、コーディネーター モニターから消えて SUVM ライセンスの割り当てが解除されますが、しかし、この VM が Coordinator との接続を再確立すると、コーディネーター モニター にExpiredマシンとして再表示されます。
SUVM ライセンス用仮想マシンの作成
VM ライセンスを付与する VM は、あらかじめ用意された SUVM イメージから作成する必要があります。このイメージには特定の Incredibuild インストール コマンドを使用してインストールされた ヘルパーエージェンやイニシエータエージェントも含まれています
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SUVM イメージのベースとなる VM を作成または選択します。
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以下のコマンドを使って、選択または作成した VM に Agent (Helper / Intiatot のどちらかまたはその両方) をインストールします。
sudo bash ./Incredibuild_installer.ubin install -S -R SUVM -O <Coordinator_Machine_IP_or_Hostname> -A <Path_To_Incredibuild_Data_Files>
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コマンドの詳細:
install - 一般的なインストールコマンドです。
-S -イニシエータエージェントとヘルパーエージェントのインストール。-S コマンドを-H コマンドに置き換えて、ヘルパーエージェント のみをインストールすることができます。
-R SUVM- SUVMのインストールコマンド。
-O - Agent と通信する Coordinator の IP アドレスまたはホスト名。
-A - Incredibuild DB とファイルキャッシュが保存されるストレージディレクトリ。
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Agent をインストールした VM をイメージとして保存します。これ以降 Incredibuild 環境でシングルユースの VM を起動する場合は、この SUVM イメージをベースにしてください。