SUVMライセンス
SUVM(シングルユース仮想マシン)ライセンスは、シングル ビルドの実行を支援するための追加コアを提供することのみを目的として起動される仮想マシン用に設計されています。
SUVM ライセンスを付与する VM は、あらかじめ用意された SUVM イメージから作成する必要があります。このイメージには特定の Incredibuild インストール コマンドを使用してインストールされた ヘルパーエージェントやイニシエータエージェントも含まれています(詳しくは後述)。
SUVM イメージをもとに作成した VM が Coordinator に接続されると自動的に SUVM ライセンスが割り当てられます。動作中の VM はコーディネーター モニターに表示されます。SUVM ライセンスが割り当てられた VM には アイコンが表示されます。
ビルドが終わると VM は終了し、コーディネーター モニターから消え、タスクが終わってマシンが停止すると、ライセンスは割り当て解除・回収されます。回収されたライセンスは次回のビルドで再度利用されます。
VM が動作中でも 30 秒以上停止していた場合は、コーディネーター モニターから消えて SUVM ライセンスの割り当てが解除されますが、しかし、この VM が Coordinator との接続を再確立すると、コーディネーター モニター にExpiredマシンとして再表示されます。
SUVM ライセンス用仮想マシンの作成
VM ライセンスを付与する VM は、あらかじめ用意された SUVM イメージから作成する必要があります。このイメージには特定の Incredibuild インストール コマンドを使用してインストールされた ヘルパーエージェントやイニシエータエージェントも含まれています
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SUVM イメージのベースとなる VM を作成または選択します。
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Installing Components のコマンドを使用して、選択した VM にAgent(ヘルパー、イニシエータ、またはその両方)をインストールします。
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Agent をインストールした VM をイメージとして保存します。これ以降 Incredibuild 環境でシングルユースの VM を起動する場合は、この SUVM イメージをベースにしてください。