アップグレードとダウングレード
アップグレードとダウングレードの処理は、プライマリ Coordinatorでのみ実行されます。プライマリCoordinatorのバージョンが変更されると、関連する全Agentとセカンダリ Coordinatorが数分以内に同じバージョンに自動的に変更されます。
注意: 3.17以降では、Incredibuildをイニシエーター専用マシンとしてインストールした場合、イニシエーター専用マシンをサポートしない以前のバージョンにダウングレードすることはできません。
バージョンの更新
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実行中のビルドがないことを確認します。更新が始まると実行しているビルドは中止されます。
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対象バージョンのインストールファイルをCoordinatorマシンにコピーします:
incredibuild_<version>.ubin
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アップグレード フラグを付けてファイルを実行します。ルートユーザー権限を持つユーザーがこの作業を実行する必要があります。
コマンドの例:
./incredibuild_<version>.ubin upgrade
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[コーディネーター モニター]にアクセスし、[Version] の欄が最新版に更新されているか確認します。Coordinator の更新が済むと Agent が自動的に更新されます。
Incredibuildのダウングレード
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実行中のビルドがないことを確認します。更新が始まると実行しているビルドは中止されます。
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対象バージョンのインストールファイルをCoordinatorマシンにコピーします。
incredibuild_<version>.ubin
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アップグレード フラグを付けてファイルを実行します(このフラグは、アップグレードとダウングレードの両方で使用されます)。ルートユーザー権限を持つユーザーがこの作業を実行する必要があります。
コマンドの例:
./incredibuild_<version>.ubin upgrade
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コーディネーター モニターにアクセスし、バージョンの列が適切なバージョンに更新されているか確認します。AgentはCoordinatorがダウングレード済みであることを検出し、過ぎに自動でダウングレードされます。