レスポンス ファイル

レスポンス ファイルの読み込み

レスポンス ファイルは 1 つの入力ファイル (レスポンス ファイル) でファイルのリストを指定できます。レスポンス ファイルは改行文字で区切ってファイルのパスのリストを記述します。絶対パスまたは相対パス (現在の WorkingDir から) のどちらも指定できます。

レスポンスファイルの内容例

C:\dev\source\file1.bin..\file2.txt..\project\file9.cppE:\file11.jpg

レスポンスファイルは、この機能をサポートする属性(SourceFileOutputFilesおよびOutputFilesTaskエレメントに関するすべてのファイル)のレスポンスファイルのパスに記載されて読み込まれています。パスの前には「@」が必要です。例:

<TaskGroup Name="Project 7" DependsOn="Project 5" WorkingDir="C:\DevProject7"> <Task Tool="MyTool" SourceFile="@FileList.txt" /></TaskGroup> Or: <TaskGroup Name="Project 8" DependsOn="Project 7" WorkingDir="C:\DevProject8"> <Task Tool="MyTool" SourceFile="File.cpp"> <Task Tool="MyTool" SourceFile="File.cpp" InputFiles="@HeaderList.txt" /></TaskGroup>

MS Visual Studio プロジェクト/ソリューションのソースファイルをリストしたレスポンスファイルの作成

Incredibuild のBuildConsole.exe コマンドラインインターフェースには、MS Visual Studio ソリューション、または、プロジェクトのすべてのソースファイルをリストした、レスポンスファイルを作成するために使用できる機能が内蔵されています。これにより、どのソースファイルでもツール (例: コード解析ツール) を簡単に実行できます。指定したファイル (.sln / .vcproj / .dsw / .dsp) からレスポンス ファイルを作成するには、BuildConsole.exe を「/DumpSourceFiles」オプションを使って実行します。

BuildConsole <Solution/Workspace/Project File> /DumpSourceFiles=<Response File> これにより生成されたレスポンス ファイルには、すべてのソースファイルのフルパスが記載されています (改行文字で区切り)。