xgWait コマンド
スクリプトの一部の処理が完了するのを待って次の処理を行う必要がある場合は、xgWait コマンドを使用します。Incredibuild は xgWait コマンドを検出すると、前のステートメント (またはステートメント群) が完了したことを確認してから処理を続行します。
xgWait.exe ツールを使って、指定したグループ識別子を持つタスクがすべて完了するまで実行を一時停止することで、スクリプト内の異なる実行部分間で依存関係を作成できます。
注意: xgWait はインターセプション インターフェイスではご利用になれません。
使い方
xgWait /group=<group[,group2,group3,...]> [/exitcode=<#|highest|lowest>] [/silent] [/all]
コマンドライン オプション
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オプション |
機能 |
備考 |
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/group |
待機するグループの識別子(すべてのグループを待機する場合は、/group ではなく、/all を使用します。) |
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/exitcode |
すべてのタスク完了時に xgWait.exe が返す終了コードを指定します。 |
タスク プロセスが返すコードのうち、最高 (「highest」) または最低 (「lowest」) の終了コードを指定するか、固定値を入力します。 |
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/silent |
標準出力への書き込みを回避します。 |
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/all |
全グループのタスクがすべて完了するまで待機します。 |
スクリプト / アプリケーションの実行終了時に「xgWait.exe /all」が暗黙的に呼び出されます。これは、xgSubmit.exe で発行されたタスクがすべて完了してから、開始マシンに制御を戻すためです。 |