カスタム ツールの高速化
DevTools ソリューションは、開発環境で使われている様々なツールやプロセスに高速化や分散機能を追加します。
Incredibuild が make ベースのビルドで分散するタスクは、GCC コンパイラやサポート済みのコンパイラが基準になっていますが、プロジェクトによっては、レンダリング、エンコード、圧縮、カスタム コンパイラなど、非常に時間のかかるカスタム ツールがビルドの一部として実行されることがあります。設定ファイルにネットワーク上のアイドル コアに分散したいツールを追加することで、これらのタスクも分散することができます。
これには、BuildConsole コマンドに「/Profile」を追加します。
例えば、Makeアプリケーションにファイルの圧縮やオーディオファイルへのエンコードが含まれている場合、buildconsole コマンドにprofile.xml を追加し、profile.xml で、高速化するツールを定義すれば、オーディオエンコーディングや圧縮の一部を高速化や分散化することが可能です。これは Visual Studio 2010 以降の場合と同じです。
プロファイル XML ファイルを使ってほかのツールに対応する
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プロファイル XML ファイルで BuildConsole /command を使って高速化・分散したいツールを定義します。
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BuildConsole のコマンドラインに「/profile」オプションを追加します。
BuildConsole /command="<job command line>" [Options] /profile="Profile.XML"
注意: プロファイル XML ファイルで定義された追加の分散と設定手順が提供されます。