API 経由のクラウド マシンの起動
Azure や AWS などのクラウド ホスティング プラットフォームで新しい VM を起動するには数分かかりますが、ビルド (CLI ツールなど) の実行が事前に分かっていれば、API 経由でビルドを実行する前に VM を手動で起動し、ビルド プロセスをスピードアップできます。
プール内に非アクティブで起動済みの VM がある場合、Incredibuild はこのマシンを使用します。起動できる VM 数はプール内の VM 数によって制限されます。タスクの実行が終わるとタスク用に起動された VM は自動的に停止します。
API コールは coreReq パラメーターをベースにしており、値に起動したいコア数を含めると使用中の VM タイプに応じて VM が起動します。例えば、使用中の VM が 2 コアで 8 コアをリクエストした場合、4 台の VM が起動します。
リクエストの構文
Content-type: application/json
X-IBC-SECRET: <”customer secret”> {
"coordId": "string",
"coreReq": "number"
}
コマンドの詳細:
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カスタマーシークレット:カスタマーシークレットを見つけるには
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Incredibuild Cloud へフル・アクセス権限 を使用してログインし、統合をアクティベートする際に、レジストリからカスタマーシークレットを取得することができます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Xoreax\Incredibuild\Coordinator\IncrediCloudSubscriptionKey
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ログイン時に低いアクセス権限 を使用し、Incredibuild Cloud の統合をアクティベートにした場合:
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AWSの場合 - AWS Console からのお客様のExternal IDです。詳しくは、「必要な AWS ログイン情報の取得」 をご覧ください。
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Azure の場合 - Azure ポータルからのお客様のClient Secretです。詳細については、「必要な Azure ログイン詳細の取得」 を参照してください。
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coreReq - 起動するコアの数です。「値 = 0」: プール内で停止状態の VM をすべて起動します。「値 > 0」: 設定値に応じてプールから VM を起動します。リクエストしたコア数が使用中の VM タイプのコア数よりも少ない場合、コア数を切り上げます。例えば、使用中の VM タイプが 32 コアで 24 コアをリクエストした場合、32コアの VM が 1 台起動します。
レスポンスの構文
HTTP/1.1 200
Content-type: application/json
{
machinesToWakeUp : []
}
レスポンスに含まれる要素
アクションが成功すると、サービスはmachinesToWakeUp(リクエストに従って起動された VM 名のリスト)と共に HTTP 200 レスポンスを返します。