[Agent Settings] の項目

Agent Settings では次の設定を行えます。

General (一般設定)

Agent の一般 設定は、ビルドの実行時における ヘルパー および イニシエーターとしての Agent の使用をコントロールするさまざまな構成を定義します。

項目 説明 既定値

 

[Agent Settings] の項目

 

Enable as Helper

ヘルパーエージェント として動作し、CPU リソースを提供するかどうかを設定します。

  • オン: ヘルパーエージェント として動作します。
  • オフ: ヘルパーエージェント として動作しません。

オン

Agent は ヘルパーエージェント として動作します。

Max Helper's Cores To Be Used ビルドの実行に使用できる ヘルパーエージェント のコアの上限。

-1

-1の値は、このエージェントマシンのすべてのコアが、 Coordinator によってタスク分散のために使用されることを意味します。

Max Initiator's Cores To Be Used Initiator として動作する際に Agent が使用できるコア数の上限。

-1

-1の値は、この Agent のすべてのコアがビルド実行に使用されることを意味します。

[Initiator] セクション
Max builds to preserve in DB

ビルド履歴のデータベースに保存するビルドの最大件数。データベース内のビルド件数がこの値に達すると、古いビルドから順に削除されます。

注意: Toggle Auto Deleteアクションを通じて自動削除の手続きの対象から除外されたビルドは、この値の影響を受けず、また、この制限に達した場合でも削除されません。

50
Minimum local cores for build

ib_console コマンドを使って新しくビルドを開始するのに必要なコア数の下限。

注意: この値を4未満に変更しないことをお勧めします。

4
Max ib_console Executions

ib_console コマンドで同時に実行できるビルドの上限。

注意: 実際の数は、このエージェントマシンで利用可能なコアの数、および、ビルドの最小ローカルコア数 の値によって制限されることがあります。

10
Build Cache
Build Cache ServiceのURL 共有Build Cache を使用する場合、共有キャッシュを含む Build Cache Service マシンの場所。  
Local Build Cacheのサイズ ローカルBuild Cache を使用する場合、Build Cache のサイズを GB 単位で指定します。 100

NetworkSettings

[Network] タブでは、 Incredibuild が使用するポートの変更や Coordinator のロケーションの設定を行えます。

ポートの変更に伴って Coordinator の設定変更が必要となる場合があります。詳しくは、「ポートの変更」をご覧ください。

項目 説明 既定値
Coordinator IP address Coordinator マシンの IP アドレスまたはホスト名を指定します。

Agent の初回インストール時に設定

Coordinator Utility Port

Coordinator と Initiator / ヘルパーエージェント 間の通信に使用するポート。

9953

プロキシ

Incredibuildから外部へ通信するためのプロキシを構成します。HTTP およびHTTPS プロキシ設定は、これらのタイプの通信に使用するプロキシ サーバーを定義します。No Proxyの設定は、プロキシ設定をバイパスするIPアドレス、ホスト名、ドメインのカンマ区切りリストです。

 

Visualization Settings (表示設定)

エージェントマシンのVisualizationの設定は、実行されたビルドが Build Progressの 画面で再生されるかどうか、また、どのように再生されるのかを決定します。

項目 説明 既定値
Frame Rate ビルドをリプレイする際のフレームレート (コマ数)。 8
Show Task ID リプレイしたタスクのツールチップにタスク ID を表示。

オン

リプレイしたタスクのツールチップにタスク ID を表示します。

Hide Messages Tab Build Monitor画面の[Messages]タブを表示または非表示にします。

Selectedデフォルトでは表示されません。

Enable Build Monitor

個々のビルドのデータ、グラフ、ビルド出力テキストをBuild Monitor画面に表示するために保存するかどうか。

無効にするとデータは保存されませんが、パフォーマンスが向上することがあります。

オン

デフォルトでは、各ビルドのデータが保存され、Build Monitor画面に表示できます。

グラフの設定

エージェントマシンのGraphs設定は、Build Monitor に含まれる情報を決定します。