Make & Build ツール ソリューション

注意:Dev Tools パッケージ ライセンスが必要です。

ローカルまたはクラウドベースのネットワーク上のマシン間でアイドル状態の CPU コアを利用することで、Incredibuild はMake ビルドと、MSBuild、ninja、waf、scons、jom、jam などの主要ビルドツールを高速化することができます。make ファイルやビルド スクリプトの変更は不要です。

注意:Incredibuild v9.5.0 以降のバージョンでは .sln ファイルと同じ手順で Visual Studio から CMake ビルドを実行することができます。

make の -j スイッチの使用方法 (Incredibuild を使用しない場合):

  • 値なし: マシンのコア数に応じてタスクを並列処理します。

  • 値あり: 指定数のタスクを並列処理します。

make の -j スイッチの使用方法 (Incredibuild を使用する場合):

  • -j に大きな値を指定します。例えば、-j の値を「100」を設定した場合、make は最大 100 件のタスクを並列処理します。Incredibuild はキューを管理し、ネットワーク上の利用可能なコアにタスクを分散します。

  • ーj スイッチを調整して最適な値を見つけてください。

ほかにも次のメリットがあります。

  • ビルドモニターでビルドの進捗をグラフィカルに表示してエラーやボトルネックを的確に検出できます。エラーや警告を確認したり、過去のビルドをリプレイすることもできます。

  • ユニットテスト、パッケージング、アセット作成などビルド プロセスの一部となっているタスクに拡張して高速化することができます