DevTools コマンドライン (IBConsole)

Incredibuild のインストール フォルダにある IBConsole.exe はコンソール アプリケーションにおいて、様々なパラメータに従って、多様な動作モードでIncredibuild を初期化します。ここでは、コマンドの構文規則やパラメーターについて解説しています。

IBConsole は DevTools パッケージでの使用を想定しています。Make and Build ツールソリューションの一部であるVisual Studioやその他のビルドツールを高速化するには、BuildConsole コマンドラインインターフェイスを使用します。

コマンドラインの構文規則

インターセプション インターフェイスを使ってジョブを実行する際の基本的なコマンドラインは次の通りです。

IBConsole.exe /command="<TOOL COMMAND>" /profile="<PROFILE XML>" [Other Options]

*[Other Options]: IBConsole コマンドラインのオプション一覧はこちらをご覧ください。

注意： このコマンドは以前はxgConsoleと呼ばれており、また、現在でもサポートされています。

使い方

IBConsole.exe を実行する際は次のコマンドを入力します。

IBConsole.exe /COMMAND="<job command line>" [options]

または

IBConsole.exe <Target> [Options]

コマンドの詳細:

  • /COMMAND: サブミッション インターフェイスとインターセプション インターフェイスを組み合わせて使用するために任意のコマンドラインを指定できます。

  • <Target> は、XML Interfaceと併用する場合は分散ジョブを定義する.xml/.xpxファイルへのパス、または、送信インターフェイスまたは自動割込みインターフェイスと併用する場合.batファイルへのパスを指定することができます。

DevTools で IBConsole を使用する場合は、高速化したいソフトウェアやスクリプトと Incredibuild を連携するために、Incredibuild のいずれかのインターフェイスを使用する必要があります。

注意：IBConsole を実行した際にIBConsoleは内部もしくは外部コマンド、作業プログもしくはバッチファイルとして認識されていませんというエラーが表示された場合は、手動で Incredibuild インストール フォルダをシステムパスに追加するか、Incredibuild セットアップ アプリをマシンで実行して 「システムパスにIncredibuildフォルダを追加する」の オプションを選択してください。

インターフェイス別の使用方法と使用例

IBConsole.exe を使って各種インターフェイスを使用する方法や使用例は次のページをご覧ください。