[Coordinator] セクション
[Coordinator Settings] ダイアログボックス >[Coordinator] セクションには、次のオプションがあります。
一般
Network Settings
Coordinator Service Port
Coordinator が Agent との通信で使用する TCP/IP ポートを選択します。このポートがほかのアプリやサービスでも使用されている場合やセキュリティ上の理由で別のポートを設定する場合は、ここで値を変更します。設定変更後に Agent 側で Coordinator ポートの設定を変更する必要があります。
Use encrypted communication
Incredibuild 環境のコンポーネント間の通信を暗号化します。デフォルトでは無効です。
有効 / 無効にすると、Coordinator に接続中の Agent がすべて再起動され、実行中のビルドは中止されます。設定を変更する前にビルドが実行されていないことを確認してください。
有効にした場合、パフォーマンスが若干低下する可能性があります。
Agent Subscription
Automatically subscribe new Agents
Coordinator に新しい Agent が接続された場合、自動的にサブスクライブします (ライセンスによって制限されます)。このオプションを無効にすると、セキュリティ上の理由により、コーディネーター モニター内でAgentが「Unsubscribed」と表示され、手動で登録するまで分散ビルドを開始したり、ビルドに参加したりできなくなります。[Reset] ボタンをクリックすると、過去に手動で登録を解除したAgentの記録がすべて消去されます。Coordinator に接続すると自動的にサブスクライブされるようになります (オプションを有効にしている場合)。
Version Update
Update version of all subscribed Agents automatically
サブスクライブ済みのすべての Agent を Coordinator のバージョンに自動的に更新 / ロールバックします。
Update version of newly subscribed Agents (when necessary)
自動的にサブスクライブされた Agent (前述の [Automatically subscribe new Agents] の項を参照) がその時点で古いバージョンを実行している場合、Coordinator マシンのバージョンに更新します ([Update version of all subscribed Agents automatically] を有効にすると自動的に選択されます)。
Advanced
Advanced Options
Prevent system standby state while service is running
Coordinator サービス実行中にスタンドバイ モードにならないようにします。デフォルトでは有効です。
Don't show Windows Firewall related messages
Coordinator の TCP/IP ポートが Windows ファイアウォールによってブロックされている場合でもプロンプトを表示しません。
Check for available Incredibuild updates online
Incredibuild の利用可能な更新をオンラインで確認します。
Communication Options
Agent reports its status every X seconds
Agent から送信されるステータス レポートを受け取る間隔を設定します。この情報をもとに実行中のビルドに Agent を割り当てます。小さい値を設定すると、ビルドが速くなりますが、ネットワーク トラフィックがわずかに増加します。これは低速のネットワークでは顕著です。大きい値を設定すると、ネットワーク トラフィックは減少しますが、ビルドは若干遅くなります。一般的にはデフォルト設定のままで使用することをお勧めします。
File Cache Cleanup Scheduling
設定されたスケジュールに従って Helper マシンのキャッシュを自動的に削除します。
Coordinator の自動キャッシュ削除機能を無効にすると、Helper マシンのキャッシュが保存され、リビルドのパフォーマンスが向上します。
Single-use VMs (Incredibuild Enterprise Edition)
[エンタープライズ版のみ] VM がオフライン状態になってからライセンスを割り当て解除するまでの時間を設定します (秒単位)。
[Automatically assign available solution to new single-use VMs] のチェックボックスをオンにすると利用可能なライセンスを新しいシングルユース VM に自動的に割り当てます。
詳しくは、「シングルユースの仮想マシンイメージ」をご覧ください。
Backup
Backup Coordinator Status
選択中の Backup Coordinator の可用性を表示します。Backup Coordinator がインストールされていない場合は、「No Backup Coordinators are available」 というメッセージが表示され、その旨が通知されます。
ネットワーク上で利用可能なすべての Backup Coordinator がドロップダウン リストで表示されます。リストから選択した Backup Coordinator が有効にすると、Coordinator が何らかの理由で使用できなくなった場合にその代わりとして動作します。
[Refresh] ボタンをクリックすると、利用可能な Backup Coordinator ドロップダウン・リストが更新されます。
API Access
Coordinator API Access (Incredibuild Enterprise Version)
[エンタープライズ版のみ] このセクションでは Incredibuild 環境でビルド グループを管理するための追加オプションを設定します。このセクションの他のオプションとともに[Coordinator API Access] チェックボックスを選択すると、以下を実行することができます。
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API Port、[Require API key for Access]、および、「Generate」の使用オプション ‐ビルドグループを管理するREST APIs とともに実行が可能になります].
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[Build Groups] >[ Allow Agents self registration to Build Group]オプション - インストール中にAgent を ビルドグループに割り当てることができます。